能面の美

羽衣 能面の様式は室町時代から安土桃山時代にかけて完成しました。種類はおよそ60種類ほどあり、大きく神・男・女・狂・鬼畜などに分けられます。
それまでの伎楽面・舞楽面に比べて形が小振りで、喜怒哀楽いずれの変化にも応じられるような表情を持っています。
能面は面打ちという特殊な工人によって製作され、名工としては鬼面の赤鶴(しゃくづる)・女面の座禅院・尉面(じょうめん)の龍右衛門(たつえもん)などが知られています。
狂言方が用いる仮面は特に狂言面といい、代表的なものとして祖父(ひじ)・武悪(ぶあく)・福の神・恵比須などがあります。



翁(おきな)父ノ尉(ちちのじょう)小牛尉(こうしじょう)小牛尉(こうしじょう)阿古父尉(あこぶじょう)
翁(白色)
直彦作日光写
父ノ尉
作者不詳
小牛尉
豊田誠二作
小牛尉
作者不詳
阿古父尉
作者不詳


舞尉(まいのじょう)石王尉(せきおうじょう)茗荷悪尉(みょうがあくじょう)鼻瘤悪尉(はなこぶあくじょう)邯鄲男(かんたんおとこ)
舞尉
日氷作
石王尉
作者不詳
茗荷悪尉
作者不詳
鼻瘤悪尉
作者不詳
邯鄲男
作者不詳


中将(ちゅうじょう)中将(若男)(ちゅうじょう・わかおとこ)今若(いまわか)十六(じゅうろく)平太(へいた)
中将
堀安右衛門作
中将(若男)
作者不詳
今若
作者不詳
十六
大島安次作
平太
作者不詳


小面(こおもて)若女(わかおんな)増女(ぞうおんな)近江女(おうみおんな)孫次郎(まごじろう)
小面
氏春作
若女
耕雲作
増女
作者不詳
近江女
慈性作
孫次郎
作者不詳


十寸髪(ますかみ)深井(ふかい)檜垣女(ひがきおんな)姥(切通し)(うば・きりとおし)姥(うば)
十寸髪
作者不詳
深井
作者不詳
檜垣女
堀安右衛門作
姥(切通し)
堀安右衛門作

作者不詳


泥眼(でいがん)橋姫(はしひめ)山姥(やまんば)白般若(しろはんにゃ)般若(はんにゃ)
泥眼
作者不詳
橋姫
作者不詳
山姥
作者不詳
白般若
作者不詳
般若
豊田誠二作龍右衛門写


野干(やかん)弱法師(よろぼし)蝉丸(せみまる)景清(かげきよ)俊寛(しゅんかん)
野干
作者不詳
弱法師
作者不詳
蝉丸
大島安次作満照写
景清
作者不詳
俊寛
作者不詳


童子(どうじ)慈童(じどう)猩々(しょうじょう)喝喰(かっしき)喝喰(かっしき)
童子
作者不詳
慈童
芳喬作
猩々
作者不詳
喝喰
作者不詳
喝喰
作者不詳


痩男(やせおとこ)河津(かわづ)小飛出(ことびで)大飛出(おおとびで)小べし見(こべしみ)
痩男
作者不詳
河津
作者不詳
小飛出
是閑作
大飛出
作者不詳

作者不詳


大べし見(おおべしみ)熊坂(くまさか)黒髭(くろひげ)怪士(あやかし)三日月(みかづき)

作者不詳
熊坂
作者不詳
黒髭
作者不詳
怪士
作者不詳
三日月
亀田和子作


顰(しかみ)泥顰(でいしかみ)小獅子(こじし)獅子口(ししぐち)

作者不詳
泥顰
豊田誠二作
小獅子
大島安次作
獅子口
作者不詳



トップ能楽のたのしみ催会予定能舞台って不思議?大西松諷社能面の美お稽古のお誘い案内図学校・企業の皆様リンクご案内・ご感想

Copyright (C)2000-2001 Osaka Nohgaku-Kaikan All rights reserved.
本サイト中の文章・画像等の著作権はすべて大阪能楽会館に帰属します。許可なく転載・複製することをお断りいたします。