むかし、 こんなことをやっていたという記録のために、このWebページは残しておきます。
松下電工では約30,000円という低価格の時刻同期専用GPSを開発、販売してい
ます。これはOEMのみの製品で一般向けに外販しておらず松下電工から直接入
手することは不可能となっております。OEM先に関しては不明です。この時刻
同期専用GPSの入手に関する情報がありましたら、gpstadj@h2np.net
まで御一報下されば幸いです。
Keywords: Linux GPS NTP 時間同期

xntpシステムとは何かをもう一度思い出す必要があります。xntpシステムの目 的は全世界規模であるインターネット上での時間同期です。xntpが自分の時計 を持つのは高精度な時間同期機能を持つGPS機器や原子時計を使ってstratum-1 と呼ばれる高精度時間サーバを作るためです。stratum-1からネットワークを 介して時間を同期させstratum-2のような2次的な時間サーバを提供し、そして、 さらに末端のシステムがstrantum-1あるいはstrantum-2を参照して時間をあわ せるといったネットワークのための時間合わせシステムです。
汎用品ディスクトップパソコンのハードウェア程度にGPSからの入力を使って 時間を精度で合わせるだけなら、そんなに複雑なシステムは必要なく、このよ うな小さなプログラムで十分なのです。もっともインターネットに接続してい るのなら、わざわざ自分でGPSを用意する必要などありません。ネットワーク 経由でxntpを使って時間を合わせれば良いのです。
以下にマニュアルからの抜粋を載せます。
話を端折り、「『自分の使用しているコンピュータの内部時計を常に正確に保 持したい』というニーズは、色々な局面で発生する。」ということで、まずニー ズがある所から話をスタートします。
専用線で常時インターネット接続しているサイトならば、 Network Time Protocol (NTP) の機能を使って時間合わせをすれば良いでしょう。では、常時 接続されていないマシンはどうすれ、正確な時間を得るのか?
一番知られている方法はxntpという時間合わせプログラムとGPSを組み合わせ ることです。ところが、xntpで使える時間を正確に合わせるようなGPSレシー バは精密な分、価格も高い(TS-800 138,000円 必要附属品一式込)。一万分の 1秒の単位(PPM)の精度が得られますが、それは私の使っているようなマシン には過剰品質と言えるでしょう。それよりなりより、そんな高価な機材を買う お金がない。
そこで誰でも手が届く普及品を使います。ターゲットは、GPSで最も低価格帯 製品であるSONY IPS-5000 (本体29,800円、ケーブル、電源別途)というGPSレ シーバです。IPS-5000を使い、かつ、プログラムを書く愉しみも味わいながら、 作ったのがこのプログラムです。 IPS-5000に関しての情報は IPS-FAQのページ が参考になります。
GPSからの時間情報を使って、マシン内部時計を プラス・マイナス 0.1 秒以 下の(100 msec以下) の誤差範囲で監視/調整します。
使用したGPSは次の通り。
ちなみに、筆者が使用したGPSは、 株式会社SPA システムプロデューサアソシエイツ という所から通版で買いました。平成8年当時で、本体、接続ケーブル、 電源など全部込で約4万円ぐらいだったと記憶しています。現在の価格等に関 しては、 SPAのホームページを参照してください。
.....